競馬場には、右回りの競馬場と左回りの競馬場がある。
競走馬は、一つの競馬場で走り続ける訳ではないので、どちらの競馬場でも走る事があるのが普通だ。
しかし、左回りと右回りで競走成績が著しく違う馬がいるのは何故だろうか。
競走馬の利き足論
競馬場によって好成績を出せたり出せなかったりするのは、左回り・右回りの得意ヘタの関係が大きいだろう。
競走馬にも人間と同じように利き足があると言われている。
利き足を有利に使う事ができる競馬場なのか、そうではない競馬場なのかという事だ。
自分の利き足が上手く使える競馬場で好走するというのは自然な考え方だろう。
競馬新聞には馬柱の下の方に『右芝』『左芝』と言ったように、それぞれの成績が記載されている。
この情報を使って、競走馬がどちらの競馬場の方が向いているのかを知る事ができる。
競馬新聞の中の、馬柱の中の、下の方の小さな部分ではあるが、こういったポイントを抑える事ができるかできないかで馬券の的中率も変わってくるのではないだろうか。
競馬場の左回りと右回り
そもそも競馬場になぜ左回りと右回りがあるのだろうか。
いろいろな説があるが、最も有力なのは馬によって利き足が違うため公平にレースをするためと言う説だろう。
他にも、ギャンブル性を高める為とか、予想ファクターを増やすためとか、より複雑にするためだとか、欧米の競馬を参考にしたとかある。
実際には、何が理由なのかは分からないが、分かるのは競馬場によって好走する馬としない馬がいるという事だ。
我々馬券を買う競馬ファンは、今がある理由を考えるよりも、好走する馬はどの馬かと言う事を考える方が懸命だ。
多くの情報を参考に、今回のレースではどの馬が好走するのか。
それだけを考えれば良いだろう。